私は現在埼玉県に住んでいますが、結婚して家を建ててから、12年間この家に住んでいます。
新築の際にあまり調べもせずなんとなくガス会社を選んで契約したのですが、そのプロパンガス会社と12年間契約したままです。
特にこれといって不満もなく、金額についてもよく分からない為、提示された金額が毎月引き落としされています。
特に不満もなかったので、これからガス会社を変えるのも手続きが面倒だし、万が一変えたことでトラブルが発生するのも嫌なので、そのままでした。
【参考】埼玉県のプロパンガス会社・料金相場と地域最安値【まちがす】
Contents
自宅のポストにガス会社について記載されたチラシが入っていた
しかしある日自宅のポストにガス会社について記載されたチラシが入っていたのです。
それをよく読んでみると、悪徳な業者に騙されないように注意しようといった内容でした。
私たちが住んでいる地区の家を訪問した上で、現在よりも低価格のガス会社に変えないかというブローカーが出没しているというものです。
この時にかなり低価格な金額を提示した上で、切り替えの勧誘をするようです。
低価格なのはもちろん契約の最初だけで、必ず値上げをするため、騙されないように注意しましょうという話でした。
そもそもプロパンガスの料金を下げる方法なんてあるのだろうかと不思議に思い、このチラシを見た時には、特に変える必要もないと考えていました。
低価格のプロパンガスの若い女性営業マンが来た
そしてこのようなチラシが入っていたこともすっかり忘れていたのですが、1ヶ月ほど経った時に、自宅のチャイムが鳴りました。
インターホンに出てみると、現在よりも低価格のプロパンガスを供給できるので自分のガス会社にかえてほしいというものでした。
ガス会社の営業マンと聞くと20代から40代ぐらいの男性なんだろうと想像していたのですが、実際に着ていたのは20代ぐらいの若い女性でした。
少しビックリしながらも以前もらったチラシのことを思い出し、これが噂の悪徳業者なのではないかと思いました。
軽く応対をしてさっさと断ろうと思っていたのですが、女性営業マンはとても人懐っこい印象で圧倒されてしまい、色々な話をしているうちに、これまで知らなかった様々な事実を知ることになったのです。
ガス料金は基本料金とガスの単価に使用料をかけたものの合計が請求されている
その女性の営業マンは私に対し、1立方メートルあたりのガスの単価はどれくらいなのかと聞いてきました。
私は単価があるということも知らずそれを尋ねると、ガス料金は基本料金とガスの単価に使用料をかけたものの合計が請求されているということを教えてくれたのです。
請求金額の合計はその都度確認しているけれども、私は細かい内訳まで全く見ていませんでした。
それを伝えると、私が利用しているガス会社は、平均よりもかなり高いと評判だと教えてくれました。
他の会社と比べたこともないし、平均も分からないと言うと、その女性営業マンは私が契約しているガス会社に電話をして、現在の単価と基本料金を調べてくれると言い出したのです。
その場で私が契約しているガス会社に電話をして住所と名前を告げると、本当にその基本料金と単価を聞き出してくれました。
そしてわかったことは、なんと我が家の単価は1立方メートルあたり450円だったのです。
プロパンガスは公共料金とは異なり自由設定となっている
これはかなり高い金額だということで、この地域は高くても380円ぐらいなので、損をしていると教えてくれました。
そもそもプロパンガスは公共料金とは異なり、自由設定となっているため、地域や販売店によってガスの料金設定には大きな開きがあるようです。
私もこれぐらいのことは知っているつもりだったのですが、まさか自宅のガスの単価がこんなに高いとは知りませんでした。
かなりショックを受けていると、ここから女性営業マンの営業が始まったのです。
その営業マンによると、自分の会社と契約すると1立方メートルの単価は何と230円と言う事でした。
基本料金が1500円なので、現在契約しているガス会社の料金と比べると、差額が4000円ほどにもなると教えてくれました。
つまり年間だと約5万円近くも節約できるということです。
ポストに入っていたチラシを思い出した私
しかしこの時に私はポストに入っていたチラシを思い出したのです。
確かに最初は230円という安い値段で勧誘しているけれども、その後すぐに値上げをするという話です。
この事を聞いてみると、女性営業マンは、原油価格が上がればどこのガス会社でも同じように値上げをするという話でした。
ガスは毎日使うものだし、冬にもなれば特にたくさん使うようになり、早く切り替えた方が良いのではないかと思ったのです。
一度主人と相談するというと、230円にできるのは今すぐ契約した場合だと言われたのです。
とはいえこのまま契約するのは怖かったので、何度もできないということを伝えると、渋々女性営業マンは帰っていきました。
その後インターネットで検索をしてみると、なんとその女性営業マンの会社が新聞記事になっていたのです。
裁判にも発展したり社長が辞任するなどのこともあったようで、本当に契約しなくて良かったと心から思いました。
まとめ
ガス会社に限らず、契約をする際には、の場ですぐに契約するのではなく、よく考えなくてはならないとつくづく思いました。
最終更新日 2025年6月25日 by weetso