「建設業界の仕事内容を知りたい」
「建設業の分類ってどうなっているの?」
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建設業界と聞くと建物を作る建築を思い浮かべる方も多いですが、土地・道路や水路などの工事を実施する土木工事を含めた、包括的な施工を行う業界となります。
建築は邸宅やビル・公共施設の施工、土木の場合はダムや道路の施工のみを指します。
平たく言えば建築と土木の両方を実施するのが、建設業界という訳です。
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ブラニュー株式会社が考える建設業界の分類
建設業界はその業務内容により、一式工事と専門工事の2種類に大別されます。
さらに言えば、前者は土木一式工事と建築一式工事の2種です。
総合的な企画・指導のもとに土木工作物を作るのが土木一式であり橋梁やダム、道路などインフラ整備を行います。
新装工事のみならず補修や改造、解体工事も含まれています。
同様に新築および増改築・改修を行うのが、建築一式工事業です。
両者ともに大手ゼネコン、一次下請け会社が取得するのが強い傾向にあります。
続いて専門工事を見ていくと、一式工事とは異なり27種も存在するほどに多種多様です。
分かりやすいものから見ていくと、木材の加工や工作物の築造、木製設備の取り付けを対象とする大工工事業が挙げられるでしょう。
建物の構造体となる柱・壁などを取り付ける大工工事にはじまり、仕上げ材や什器などを取り付ける造作工事や生成するための木型を作る型枠工事も含まれます。
左官工事業とは
壁土やモルタル、繊維などのコテ塗り・吹き付けを実施するのが左官工事業です。
旧来より、左官屋さんという名称で聞き馴染みがある方も多いことでしょう。
モルタルを用いて厨房の床などに実施する防水工事は、左官でも実施可能です。
足場の組み立てや基礎工事の杭打ち、土砂の掘削やコンクリートによる工作物の築造を行うのがとび・土木工事業です。
上記の他にも地滑り防止や地盤改良、ボーリンググラウト工事などその範囲は多岐にわたります。
事業者には幅広い知識と、その対応力が求められる業種です。
コンクリートブロックを含む石材の加工、工作物の築造を主体としているのが石工事業となります。
石積みやブロックの積み工事、石張り工事などが主体です。
他にも住宅の外観に関わる身近な事業として、屋根工事業が挙げられます。
瓦やスレート、金属薄板といった材料で屋根を葺く工事を担当する業種です。
似た様な業種にあたるのが、タイル・れんが・ブロック工事業となります。
素材が変わるだけで積み工事、張り工事を実施することは共通している他にサイディング工事も行っています。
サッシやシャッター、自動ドアの取り付けを行うのが建具工事業です。
金属製の建具の取り付け工事が主体であり、住宅からビルまで幅広く実施します。
加工したガラスを工作物に取り付けるガラス工事業
また加工したガラスを工作物に取り付けるのが、ガラス工事業です。
内装の建具を施工する際に、欠かせない業務内容と言えます。
発電・変電設備を取り扱う、電気工事業も見ていきましょう。
電線や引込線の工事、照明設備や電車・信号など建築物から街中までその範囲は広いです。
冷暖房や給排水、衛生関連の設備を設置するのが管工事業となります。
空調から冷凍・冷蔵設備、給湯や厨房設備に加えて水洗便所やガス配管工事などこちらも重要な役割を担う業種です。
鉄骨および橋梁・鉄塔、石油・ガスなどの貯蔵タンク設置工事を行うのが鋼構造物工事業です。
文字通り形鋼・鋼板などの鋼材を用いたり、加工・組み立てによって工作物を築造します。
この一連の流れを担当することが多く、複合的な業務を含みます。
同じ鋼材でも棒鋼を主体とした素材を加工して組み立てるのが、鉄筋工事業です。
加工・組み立て工事だけでなく、鉄筋継手工事も実施します。
道路を整える、舗装工事業もよく街中で見かける事業の1つと言えるでしょう。
地盤面に対してアスファルトやコンクリート、砂・砂利などの素材を用いて舗装します。
水辺に特化している浚渫工事業
ユニークなのは、稀に人工芝の設置も含まれることです。
インフラ整備事業の1つにあたるのが、水辺に特化している浚渫工事業です。
河川や港湾などの水底の、土砂などを取り除くのが主な業務内容となります。
金属薄板を加工・取り付けたり、工作物に金属製の付属物を取り付けるのが鈑金工事業です。
鈑金加工は建築にもその範囲が及んでおり、屋根の場合には屋根工事業に割り当てられることもあります。
塗料を工作物に吹き付けたり、塗り付けを行うのが塗装工事業です。
塗装の他に溶射工事やライニング、布張り仕上げや路面表示の工事も含まれます。
内装・外装の仕上げ前の下地の処理、コーティングなどもメイン内容です。
アスファルトやモルタルなどの材料を用いて防水加工を施す、防水工事も重要です。
屋上や厨房の床など建築系のみであり、トンネルなど土木系の防水工事は含まれていません。
同じく建物内にて木材や石膏ボード、吸音板を設置する内装仕上げ工事業もあります。
壁紙やタイル、カーペットや畳といった細かな設置もその範囲内です。
まとめ
天井・壁張りやインテリア工事、内装の間仕切りやふすま工事も含みます。
この他にも機械器具設置工事業や、熱絶縁・電気通信工事業などが挙げられます。
公園や建造物の緑化に貢献する造園工事業や井戸を作るさく井工事業、水道・消防施設や清掃施設の工事に加えて解体工事もその一部です。
最終更新日 2025年6月25日 by weetso